霊峰山歩き「八海山」
年月日 平成20年06月21日(土)
天候 晴れ時々曇り
場所 新潟県南魚沼市
ルート 山頂駅→(40分)→四合目→(40分)→女人堂→(60分)→山頂駅                                 歩行距離(4.5キロ)、所要時間3時間00分(休憩時間含む)
その他  「国境の長いトンネルを抜けるとそこは晴れだった」。天気予報とは裏腹に、新潟は暑い日差しが照りつけていました。そんな良い天気の中、新潟県南魚沼市の「八海山」を登ってきました。とはいっても、初級のこのコースは六合目の「女人堂」で折り返すもの。鎖場の続くその先は超上級者の世界です。アップダウンが続く登山道は少々きつかったものの、山野草の種類も豊富で、良い天気と相俟って楽しめた一日でした。

詳細地図はこちらから(八海山ロープウェイさま提供)


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スライドショウの開始
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都庁が雨に煙っています。
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さあ、今日は八海山にチャレンジです。
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途中、上里SAでトイレ休憩。雨がシトシト降っています。
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八海山ロープウェイ乗り場です。新潟はご覧のような晴天です。
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この八つの峰を総称して八海山と呼びます。右側の岩峰群は超上級者の山になっています。
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ロープウェイ乗り場には八海山の湧水が。
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さあ、乗り場に向かいます。それにしても暑いのです。
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81人乗りのゴンドラで。
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山頂駅でストレッチを。
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先日のカタクリサミットで登った坂戸山が眼下に。
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信仰の山らしく、至る所で宗教色の強いオブジェが。
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さあ、山頂方向に向かいましょう。
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タムシバです。
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案外急登が続きます。
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豪雪地帯らしく、残雪も至る所で見かけました。
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白いイワウチワです。
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対面は薬師岳です。我々の目的地はその下に小さく建つ女人堂です。
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ウワミズザクラです。
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ピンクのイワウチワです。
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白いイワウチワです。
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同じく。
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ここにモリアオガエルが居るそうなんですが。
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ショウジョウバカマです。少々時期が外れてます。
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???
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ヒメシャガです。
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越後駒ヶ岳の西側斜面です。
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タニウツギです。
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女人堂直下の急登です。3点支持で登ります。
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さあ、次は私の番。
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ベニサラサドウダンです。
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???
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急な登りが続きます。
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アカモノです。
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イワカガミです。
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同じく。
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タニウツギです。
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女人堂に着きました。
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三々五々昼食中です。
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手作りの弁当です。男の手料理で雑ですね(笑)。
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マイズルソウです。
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薬師岳です。ここには登りません。
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ウラジロヨウラクです。
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アカモノです。
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女人堂直下の鎖場で数珠繋ぎになっています。
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さあ、足元に注意して。
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ハシゴは後ろ向きに降ります。
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気持ちの良い尾根歩きです。
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モリアオガエルに出会いました。可愛いですよね?(笑)。
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遥か遠くに平ヶ岳がうっすらと見えます。
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ロープウェイ山頂駅に戻ってきました。
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ストレッチをやって。
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ロープウェイで下ります。
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さあ、八海山よさらば。
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このホテルの日帰り温泉に入りました。
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風呂上りはやはり中生で。
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このホテルの目の前が、カタクリサミットで登った坂戸山でした。

 大勢で飲むときは焼酎の割り物にする私だが、一人で物思いに耽りながらしみじみ飲む時はやはり日本酒に限る。 山の豊かな湧水から造られる日本酒には当然のように山の名前が付けられたものが多い。例えば丹沢山、箱根山、立山、六甲山、妙義山、磐梯山、赤城山、月山、剱岳、白山、八海山など。その中でもとりわけ銘酒と呼ばれる日本酒に八海山は属する。久保田、越の寒梅、八海山など新潟県には銘酒と呼ばれる日本酒は多いのだが、今日はその銘酒八海山の名前の由来になった名山を登ってみることにする。

 梅雨前線が北上し、朝からかなり激しい雨が降っている。憂鬱な気持ちで新宿に集合すると、ツアーバスは28名の参加者を乗せて7時半に一路新潟へ向けて出発する。途中、関越自動車道上里SAでトイレ休憩を取るが、相変わらず外はシトシトと雨が降り続いていて天気の回復は望めそうにもない。バスは群馬県水上を過ぎ、谷川岳の下を走る11キロもある長い関越トンネルを抜ける。するとどうだろう、作家川端康成の言葉を借りれば、「国境の長いトンネルを抜けると雪国、いやピーカンであった」となる。そう、トンネルを抜けると新潟の地は初夏の日差しが燦々と降り注ぐ素晴らしい晴天だったのである。参加者から一斉に歓喜の声が上がったのは言うまでもない。

 バスは六日町ICを降り、八海山ロープウェイ乗り場に10時半に到着する。早速ロープウェイで標高1147mの山頂駅に向かう。山頂駅頭でストレッチをやり11時にスタートを切る。ところで、最初に断っておかねばならないが、八海山登山と言っても、我々が向かうのは六合目の「女人堂」(1370m)まで。というのは、八海山は新潟県南魚沼市にある岩峰群で、最高峰は標高1778mの入道岳であり、古くから霊山として崇められてきた。越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山(魚沼三山)の一峰で、日本200名山のひとつでもある。山頂の岩峰群をたどる道は非常に険しく、垂直に近い鎖場が連続するため、過去の遭難者も多く、初心者が安易に取り付くことは危険なのである。よって初級者の我々は「女人堂」でUターンすることとなる。

 そういう事情でスタートを切った我々だが、最初から急登が待ち受けている。登山道は狭く、雨水や残雪の融水でかなりぬかるんでいる。一旦急激に登ったかと思うと今度は急激に下るなど、かなりアップダウンの激しい登山道で、時には短いながら急斜面のトラバースや鎖場、ハシゴも待ち受けている。特に「女人堂」直下の急登は難儀すること間違いない。

 天候は雲は多いものの、雲間から差す日差しはかなり強烈で、相当に蒸し暑く汗が止め処なく流れ落ちる。遠くを望めば越後三山の一つ「越後駒ヶ岳」や「巻機山」などが雲間から顔を覗かせているが、高い気温のせいで遠景は全体的に霞んでいる。

 山岳ガイドの話によると「春蝉」という蝉らしいが、登山中煩い鳴き声が始終耳にまとわりつく。四方八方で「ミ〜ンミ〜ン」「ジ〜ジ〜」と絶え間なく鳴き続けている。この暑さに誘われて一斉に羽化したのだろうか、まるで下界の真夏の蝉時雨のように煩い。それだけ自然が豊かなせいだろうか、山野草の種類も非常に豊富で、知っているものだけでもマイズルソウ、イワウチワ、イワカガミ、ベニサラサドウダンなどが至る所で群生を成し、我々の眼を楽しませてくれる。

 スタートから1時間50分で六合目「女人堂」に着く。それぞれが思い思いに地面に腰を下ろし、暫しの昼食タイムとなる。かなり蒸し暑いものの、明るい太陽の下での昼食はことのほか美味い。今日のツアーは弁当が付いていないので、私は自作の弁当を持参した。ここ「女人堂」は、かつては女性がこの先の登山を禁じられたという信仰の場所で、いたる所に宗教的なオブジェが建っているのはその表れであろう。。

 20分間の短い昼食時間が終ると下山になる。往路の急登が復路では厄介な下山路となり、張り出した木の根や浮石も多いため、山岳ガイドの先導で細心の注意で下る。

 ところで、この登山道沿いには漕池(こぎいけ)と呼ばれる小さな池があり、モリアオガエルの生息地として知られている。まさか会えるとは思っていなかったが、目を凝らして見ると葉の表面に保護色のように緑鮮やかなモリアオガエルが一匹張り付いていた。女性の皆さんは気持ちが悪いと近寄らなかったようだが(笑)。

 そして、1時間半後再びロープウェイ山頂駅に戻った。ストレッチをやり、ロープウェイ山麓駅まで戻ると、バスで30分の六日町温泉へ向かう。最近に無く掻いた大汗をゆったりと温泉で流し、中生で喉を潤して帰路に付いた。往路と同じように関越トンネルを抜けるとガラリと天候が変る。東京に戻るとやはり梅雨真っ只中であった。

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