年末年始・上高地クラブツーリズム村@
年月日 2007/12/31(月)
天候 猛吹雪
場所 長野県松本市上高地
ルート 釜トンネル→(180分)→クラブツーリズム上高地村・山の宿舎五千尺寮                                 歩行距離(片道6.0`)、所要時間3時間00分(休憩時間含む)
その他 クラブツーリズムと上高地五千尺寮との合同企画、上高地クラブツーリズム村に参加してきました。年末寒波の襲来で現地は猛烈な吹雪でした。積雪は推定1メートル。澄んだ水をたたえてゆったり流れる梓川、穂高連峰や焼岳、枯れ木が湖面に映る景観が美しい大正池、なんてどこにも見ることができません。全てが真っ白な雪のベールに覆われてしまっていました。しかし、考えようによっては、これもまた自然。厳しい寒さでしたが、真冬の上高地を十分満喫できました。

詳細地図はこちらから(たびネット信州さま提供)


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スライドショウの開始
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これほどの混雑とは思いませんでした。年末年始のC社のツアーは150本にも及ぶとのこと。
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上高地の「五千尺寮」との3年越しの企画で実現したそうです。
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談合坂SAからの富士山です。雪が舞い上がり上高地も相当な風が予想されます。
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諏訪湖SAです。かなり雪が降っていて、湖面が見えません。
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道の駅で身支度を整えます。
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道の駅の駐車場で着替え中です。釜トンネル入口では着替えられないのでここで着替えます。
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釜トンネル入口です。猛吹雪になっていました。
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トイレの順番を待つ参加者が奥のほうに並んでいます。
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トンネル入口の模様です。荒れ狂う雪と風。
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トンネル内で出発前のミーティング中。
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スタートします。
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汗を掻きながら30分歩くと出口です。
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冬季は車は通らないトンネルです。
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トンネル外の雪壁です。小学校2年生も参加していました。
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さあ、ここから3時間の雪道歩きとなります。
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しんしんと降る雪ではありません。雪煙があがっています。
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しばしば、ずっぽりと太ももまで埋まりながらの行軍です。
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カーブミラーに映ったわたしを撮ってみました。
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寂しげな大正池です。
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大正池ホテルの前で小休止中。座る場所もありません。
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そろそろレンズが凍り付き始めました。いきなり猿が現れました。
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余りの猛吹雪に、一時上高地バスターミナルに避難します。
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有名な河童橋が見えてきました。
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人っ子一人居ない寂しげな河童橋です。
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河童橋と花子さん。花子さんは五千尺寮のスタッフです。
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やっと寮に着きました。早く入りた〜い。
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スキーヤーズベッドの4人部屋です。一人参加の男性はここに押し込められました。
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寮の1階の廊下です。正面が食堂です。
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私はここに寝ました。
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夕食です。3回お代わりをしてしまいました。
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厳冬ナイトハイキングが中止となったため、スライドショーが急遽開催されました。
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寮の喫煙場所から見える夜の上高地です。

 年末、年始の休みに入った。暫し仕事の慌しさから解放されるが、逆に家事に勤しまなくてはならない期間だ。わび住まいの身の上では特に正月の準備も無く、年賀状の返信に忙しいのを除けば、食べてばかりで体が鈍りそうな1週間になりそうだ。そこで、山登りでは無いが、長野県穂高連峰の麓、厳冬の上高地でも歩いてみることにした。上高地は夏場に一度出かけたことはあるが、雪に覆われた上高地は如何なものだろう。この歳になって初めてだが自宅以外で正月を迎えることになる。

 事前に添乗員から貰った連絡によると、現地は積雪70センチで、折からの年末寒波襲来で吹雪になっているらしい。山登りでは無いから左程気にする必要は無いと思うが、一応万全の装備で出かけることにしなければ。

 ツアーバスは40名の参加者を乗せて8時半に新宿を出発する。帰省ラッシュは既に終わり中央高速はスムーズに流れている。途中談合坂SAと諏訪湖SAでトイレ休憩を取るが、諏訪湖SA辺りからはすっかり雪空に変わり湿った雪が降り続いている。バスは松本ICを降りると国道158号線に入り中ノ湯温泉方面を目指す。国道158号線、いわゆる野麦街道の数多くのトンネルをくぐる毎に雪はどんどん激しくなり、スタート地点である釜トンネル入口に着く頃には横殴りの雪に変っていた。中ノ湯温泉から上高地までの道路は冬季は閉鎖されており、釜トンネルから先は徒歩でしか上高地に入ることができない。そのため、ここから6キロ、通常であれば1時間半の行程を歩いて宿に向かうことになるのだ。

 釜トンネルは勾配11度のそれなりに急なトンネルである。昭和初期までは、冬の間に凍死した登山者の死体を春から夏の間に松本市側に移送する時までに、トンネル内で保管することもあったらしく、心霊スポットの話も聞こえてくる。そんなゾッとする話があっても完全武装の服装では歩くうちに相当な汗をかく。30分ほど登り詰めると目の前が開けトンネルの外へ飛び出す。川端康成風に書くと「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」となるのだが、そんな叙情的なことを言ってられないくらいの雪の量である。ガイドの説明によれば、ここから宿の「五千尺寮」まで3時間の行程だということだが、この雪の壁を見る限り確かに納得がいく。

 折からの年末寒波の襲来で猛吹雪の中の行軍となる。横殴りの雪と風は汗を掻いた下着から体温を奪う。雪道は登山者に踏み固められていて左程歩きづらくはないが、時折ズッポリと太腿まで埋まってしまうこともしばしばだ。期待していた穂高連峰の眺望は、当然のことながら周辺も含め全てが真っ白なベールに覆われていて何も見えない。美しい風景を収めるべく準備してきた2台のカメラも一台はレンズが凍り付き、もう一台は寒さからシステムトラブルに見舞われてしまった。おまけにシャッターを押すために手袋は落とすはサングラスは失くすはで散々な行程となった。UPした写真もそんな様々なトラブル続きでヨレヨレの写真になってしまっているのはどうかお許し願いたい(^^;;)。

 全身雪まみれ&ツララ人間になって宿に到着したのはヘッドランプが必要になる一歩手前の午後4時50分である。釜トンネル入口から丁度3時間が経過していた。宿に到着すると取り敢えずあてがわれた部屋に入り、濡れた衣類や靴を乾かす。全館床暖房であるからかなり暖かい。風呂に入る間も無く5時半からはもう夕食だ。ここ「五千尺寮」は「五千尺ホテル」「五千尺ロッジ」の従業員の寮で、クラブツーリズムと3年越しで企画を練り、この寮を開放して今回の企画となったものらしい。いずれにしろ、寮の夕食はかなり美味い。この日はバイキング料理であったが、種類も豊富で、私は3回もお代わりをしてしまったほどだ。

 夕食を済ませると風呂に入り殺風景な4人部屋のスキーヤーズベッドで横になる。今夜は「厳冬のナイトハイキング」のイベントが予定されていたが、余りの猛吹雪に中止となり、代わりに室内で上高地の自然を写したスライドショーが実施された。それを見終えると、もう何もやることが無い。世間では紅白歌合戦でも見ている頃だろうかと思いつつ、うつらうつらしていると、いつの間にか眠ってしまった。目が覚めたのが11時半。アッ!、今夜は11時から年越し蕎麦が振舞われるのをすっかり忘れてしまっていた!。食べ終えた連中がゾロゾロ部屋に帰ってくる物音を聞きながら、蕎麦なんか何時でも食えるは!と負け惜しみを言いつつ再びふて寝を決め込んだ私だった(笑)。(続く)

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