白鳥の飛来地までウォーキング
年月日 2007/01/20(土)
天候 晴れ
場所 埼玉県深谷市
ルート 秩父鉄道武川駅→(10分)→植松橋→(15分)→川本高校→(30分)→鹿島古墳群→(20分)→白鳥飛来地→(復路同じ)→武川駅                                 歩行距離(9.0`)、所要時間2時間30分(休憩時間含まず)
その他 冬の渡り鳥の生態を観察しにブラリと出かけてみました。場所は埼玉県深谷市の荒川河川敷です。ここ荒川の河川敷に白鳥が初めて姿を見せたのは昭和60年の冬のことで、その後平成3年に餌付けに成功し、徐々に白鳥達の数も増えていったようです。地元観光協会でも大事な観光資源として保護に乗り出し、地域住民による町ぐるみの協力もあって、今では県北最大で最も首都圏に近い白鳥飛来地として脚光を浴びるようになっています。 

詳細地図はこちらから(深谷市提供)


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スライドショウの開始
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JRから秩父鉄道に乗り換えます。
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秩父鉄道武川駅で下車します。
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深谷市川本総合支所です。かなり立派な建物です。
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植松橋を渡ります。
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朝日に映える荒川の流れです。
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このセブンイレブンで道を尋ねました。カメラの方向に曲がります。
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教わったとおりに歩くと、この川本高校にぶつかります。ここを左に行きます。
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暫く荒川沿いに歩くと、「俵薬師」跡にぶつかります。
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これは石板製の卒塔婆です。歴史的価値が高いので保存してあります。
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農道を黙々と歩きます。かなりの距離があります。
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今度は「藤田雄山の生家」跡です。江戸時代の数学者らしいです。
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保存状態が悪く、朽ち傾いて今にも崩れそうでした。
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「鹿島古墳群」です。かなり広範囲に盛り土された古墳が数多く残っています。
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古墳群沿いに歩きます。
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さあ、もう直ぐです。
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物騒ですね〜。立て札を立てるくらい多いのでしょうか。
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さあ、メインゲートに到着しました。
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河川敷を暫く歩きます。
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ここで9時15分。餌付けまであと45分です。
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さあ、河原に出ました。先客がかなり居ます。
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タイミングが良ければコクチョウにも会えるのですね。
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この段階で87羽。帰るときは90羽になっていました。
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オナガガモは余り人を恐れません。
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白鳥はチラホラ。それに比べオナガガモは。
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兎に角ビッシリのオナガガモです。
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白鳥がこちらを向いてくれました。
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コハクチョウの着水の様子です。
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全部コハクチョウのようです。オオハクチョウは今回はいないようです。
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頭が緑のマガモです。自分達は違う種類だと理解しているのでしょうか。
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セキレイが一羽。
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おお、餌付け時間に合わせて飛来して来ましたよ。
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これもコハクチョウです。それでも翼を広げると2メートルにもなります。
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チョッと間抜けな着水シーン。
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さあ餌付けが始まりました。オナガガモの煩いこと。
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食パンの耳が餌です。
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オナガガモが多すぎて白鳥が近づけません。
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チョッと深いところに行くと白鳥も食事にありつけます。
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オナガガモはすばしこいので白鳥も大変です。
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一日2回、4ヶ月間毎日の餌ですが、どうやって手に入れるのでしょうか。
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カラスもやってきて餌を狙っています。ただ彼が水鳥でなかったのが幸いでした。
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沈んだ餌をついばんでいます。逆にオナガガモは浮いてないと食べられないようです。
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左の白鳥はまだ幼鳥のようです。
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満腹になって羽づくろいを。
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一群が飛び去って行きます。
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さあ、帰ることにしましょう。入口ゲートの脇には農産物の即売所がありました。
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「鹿島古墳群」の正式ゲートはこちらにあったのです。
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再び古墳群の脇をのんびりと帰ります。
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植松橋を再び渡って。
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武川駅に到着しました。
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さあ、電車に乗ります。
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帰りはアルコールを飲みながら帰りたかったので、やはり西武秩父駅まで戻ってきました。
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帰る前に行きつけのラーメン店で餃子で一杯。

 昨日は会社の新年会で遅くなった。だから、二日酔いが予想された今日はキャンセル料の取られる山岳ツアーは予約していない。しかし、目が覚めると、どうにも手持ち無沙汰で仕方が無い。少々二日酔い気味ではあるが、何の脈絡も無く今日は冬の渡り鳥の生態でも観察しにブラリと出かけてみることにしよう。

 行き先は埼玉県深谷市の荒川河川敷である。白鳥の飛来地として有名な新潟県阿賀野市の瓢湖(ひょうこ)に比べるとかなり小規模であるが、ここ荒川の河川敷に白鳥が初めて姿を見せたのは昭和60年の冬のことで、その後平成3年に餌付けに成功し、徐々に白鳥達の数も増えていったようだ。地元観光協会でも大事な観光資源として保護に乗り出し、地域住民による町ぐるみの協力もあって、今では県北最大で最も首都圏に近い白鳥飛来地として脚光を浴びるようになっている。白鳥達に出会えるのは12月中旬から3月下旬までで、秩父鉄道の武川駅から約4.5`、約80分の手軽なハイキングコースにもなっている。

 秩父方面に出かける時は何時も喫煙車の付いている西武特急「レッドアロー号」に乗車していた私だが、それが全面禁煙になってからは愛煙家の私がそれに乗る意味が無い。よって今回は同じ煙草が吸えないならばより運賃の安いJR高崎線と秩父鉄道を乗り継いで出かけることにしよう。計算してみると西武線の特急を利用するより片道840円も安い。西武鉄道さんも上得意な客を逃したものだ(笑)。

 秩父鉄道武川駅に着いたのが7時27分。快晴とまではいかないが、深谷地方は薄日も射して左程寒くない。そりゃあ、まるで極寒の地を行く探険家の如く、厚手のダウンジャケットを着込んでいるので寒いはずはないのだが(笑)。駅頭を走る国道140号線を横断して立派な造りの川本町役場の建物を右に見て右折する。深谷と嵐山(らんざん)を繋ぐ県道69号線の大きな通りが見えてきたらそこを左折し、荒川に架かる長い植松橋を渡る。しかし、白鳥飛来地の方向を示す標識が全く無いので、この先どう行けば良いか分らず、橋の袂のコンビニで道を尋ねる。

 教わった通りに道を辿ると埼玉県立川本高校が見えてくる。川本高校の前を左折し、後は農道標識に従い荒川沿いに白鳥飛来地へ向かう。途中「俵薬師」とか「藤田雄山の生家」などと初めて聞くような歴史上の遺構が次々と現れ、暫し足を止めて立て札に書かれた謂れを読む。なるほど、何も教科書に載った人物だけが歴史を作ってきたわけではない。地域に根ざした数多の人々もそこに生活をしながら独自の歴史を作り上げてきたのだ。この地域に残る風土記でも読めばもっと面白い発見があるのかも知れない。しかし、そんな悠長な話はまた別の機会にして先を急ぐ。

 道は至って平坦だが案外距離がある。こんな時は探検家もどきのダウンジャケットは少々辛い。ダウンの下は薄手のシャミース1枚だが、それでも歩くほどに汗がジットリと滲んでくる。約1時間ほど歩いたところに、今度は古墳群が出現する。かなり大きな古墳群で、名前を鹿島古墳群という。7世紀後半から8世紀初めに築造された古墳群で、現在56基が保存されているらしい。これらはこの地方の豪族の墓らしく、再び足を止めて立て札に書かれたその謂れを読む。人知れず花咲いた地方文化の底力を感じ、歴史の表舞台には上がらない陰の部分に触れられたようで何となく得をした気分だ。

 古墳群の外周を巡るように20分ほど歩くと目的地の白鳥飛来地に着く。広い河原に下りると既に数多くのカメラマンと観光客が陣取っていて、思い思いにシャッターを切っている。しかし、彼らの本当のお目当ては10時からの餌付けなのだ。広い河原はやはり冷たい北風が吹き付けていて、厄介者だったダウンジャケットのフードを立てる。

 今日の白鳥の飛来数は90羽。最高で200羽程度飛来する年もあるそうだが、暖かいせいか今年はチョッと少ないようだ。しかし、それにしてもオナガガモの大集団には圧倒される。実に白鳥の数十倍はいるだろう。白鳥のための餌付けに何時しかオナガガモが浸入し、形勢が全く逆転してしまったようだ。中には頭が緑のマガモも数羽いる。

 10時から餌付けの開始だ。餌は見る限り食パンの耳のようであるが、餌付け人の投げる餌に向かって鳥達の大集団が激しく動き出す。とりわけ身軽なオナガガモは血眼になって餌に食らいつく。しかし、体が大きく重い白鳥は小回りが利かず、餌をオナガガモに横取りされるばかりだ。しかし、餌付け人も心得たもので、若干水深の深いところまで白鳥をおびき寄せ給餌するのだ。そこまで深追いするオナガガモが少ないのが何とも不思議だ。恐らく鳥達にも夫々棲み分けが分っているのだろう。

 ものの15分程度で給餌は終わった。あれほどざわついていた鳥達も落ち着きを取り戻し、思い思いに残飯をのんびりついばんでいる。次の給餌は午後3時だ。その頃この河原は再び鳥達の戦場になっていることだろう。

 ほぼ1時間鳥達と河原で過ごし帰路に付く。帰りはピストンで元来た道を辿る。秩父鉄道武川駅に戻ったのが11時半。復路は往路と反対に熊谷駅まで戻りJR高崎線で帰ろうと思ったが、煙草は吸えないがアルコールを入れながら帰れる西武線の特急はやはり魅力だ。という言い訳を作ってそのまま西武秩父駅まで進み、前言を翻して西武特急「レッドアロー号」の車中の人となった私だった。嗚呼、何んと意志の弱い私だことよ(^^;;)。

 秩父鉄道のホームページで以前から紹介されていたこの飛来地であるが、去年行きそびれて今回初めて実現した。本当は白鳥の飛来する姿、飛び立つ姿を撮影したかったのだが、如何せん給餌の時刻の彼らは河原に陣取ってほとんど動こうとしない。給餌時間を外して早朝や夕方にカメラを向ければ、飛来する姿や巣に戻る時の彼らを撮影できたのかも知れない。機会があればそんな時間帯に再び訪れてみることにしよう。

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