年月日 2006/12/23(土) 天候 快晴 場所 東京都・神奈川県 ルート 日比谷公園→(100分)→天王洲アイル→(100分)→大田区体育館→(60分)→川崎・稲毛神社→(60分)→生麦魚河岸通り→(40分)→新子安駅前→(30分)→神奈川公園→(30分)→日本丸メモリアルパーク 歩行距離(33.0`)、所要時間7時間15分(休憩時間含まず) その他 2年ぶりの参加となるよこはまWAのイベント「汽笛一声ウォーク」に参加しました。天気は雲一つ無い快晴で、頗る気持ちの良いウォーキングになる筈でしたが、何が悪かったのか、筋肉疲労と足裏の豆に悩まされてしまいました。途中でギブアップしようかとまで思い詰めましたが、我慢に我慢を重ね、中盤以降は足を引きずりながら、ただただ一心不乱に歩き続けるだけでした。7時間掛けてどうにか完歩することができましたが、まだまだ体力的にも不十分な自分を実感しています。
今年も後1週間で幕を閉じる。私の今年の山歩きは、軽いウォーキングまで含めると実に34回を数える。山登りを始めて彼此5年を経過し、まだまだ3000bを越えるような高山を踏破できるような体力と技術は備わっていないが、例え低山歩きと言えども自分の人生に無くてはならない大切な目標となっている。来年は心に残る山歩きができるだろうか。そんな淡い期待を抱きながら、35回目となる今日は、山登りではないが「よこはまウォーキング協会」主催の「汽笛一声ウォーク」を歩いて今年の締めくくりとしよう。
この「汽笛一声ウォーク」は、日本最初の鉄道が新橋〜横浜(現 桜木町)間に開通したのを記念してそのルートを歩こうと企画されたもので、私は2年前にも参加している。コースは、日比谷公園からJR桜木町駅前・日本丸メモリアルパークまでの33`コースと日比谷公園から川崎稲毛神社までの20`コース。それにJR川崎駅からJR桜木町駅前・日本丸メモリアルパークまでの13`コースの3つであり、私は33`コースにチャレンジする。このコースは、おおよそ7〜8時間は歩き続け、決められた時間までにゴールしなくてはならないという足腰に厳しいロングウォーキングである。当然、腰、両ふくらはぎ、痛めている左ひざには強力なサポータを着けて臨む。名簿を見ると北海道から九州までの幅広い地域から1000人を超す健脚の方々が駆け付け、私のように今年最後のウォーキングを楽しもうという人も多い。
7時半から受付、8時から出発式、8時半にスタートとなる。スタート前の日比谷公園「にれのき広場」は老若男女の参加者で黒山の人だかりだ。天気は雲一つ無い快晴で、気温も左程低くない。主催者の挨拶を聞き簡単な準備運動を済ませると、整列した順にスタートを切る。例年「新橋」がスタートであったが、参加者の数とそれを収容する空間の関係か、今年は日比谷公園がスタートとなっている。
参加者の大集団は日比谷通りを左折し外堀通りを「新橋駅」へ向かう。新橋駅からは日本テレビなどの高層ビルが立ち並ぶ「汐留」の高層ビル群の中を抜け海岸通りへ出る。「浜離宮」の脇を抜け、レインボーブリッジを左手に見て「天王洲」へと向かうが、この直線距離がかなり長く、何時しか汗がジワジワと流れ落ち始める。「区立ふとう公園」のトイレで用を足しジャケットを脱ぎ捨て身軽になる。信号待ちがあったり脚力の差があったりで、そろそろ団子状態だった集団もばらけ始める。
天王洲からは「八潮団地」を左手に見て緑濃い「京浜運河緑道公園」を歩く。緑道公園を抜けると「大井埠頭中央海浜公園」の中を歩き、道が環状七号線とぶつかると「新平和橋」を渡って「平和島」方面に足を進める。平和島を過ぎ第一京浜に突き当たると左折して進み、第一の休憩ポイントであるコース中間地点の「大田区体育館」で小休止する。ここで既に3時間半が経過してる。体調は左程悪くないのだが足の裏の筋肉がかなり痛い。ふくらはぎ、腰、膝のサポーターは十分機能しているようだが、足首と足の裏は無防備だった。17`地点でこの状況では些か先行きが心配だ。
多摩川に架かる「新六郷橋」を渡ると川崎市となる。足の裏と足首の関節が尽く痛んで足が思うように上がらなくなってきた。余りにも辛いので、このまま20`コースでゴールして33`コースはギブアップしてしまおうかというマイナーな思いが脳裏を霞める。しかし、今年最後のウォーキングで恥ずかしい姿は見せられないと、第一チェックポイントである「稲毛神社」に歯を食い縛りながら到着する。チェックを済ませ一服すると、疲れた体に鞭打って先を急ぐ。残りはまだ13`もあるのだ。横浜の「桜木町」のゴール締め切りは16時丁度。健常な足ならどうにか間に合う距離であるが、関節疲労と痛みで足の運びもだんだん小さくなり始め、後方の参加者にどんどん追い抜かれていく状況では些か心許ない。しかし、いずれにしても完歩するためには先を急がねばならない。
延々と続く第一京浜を眺めながら歩くと挫折しそうになるので、足元の舗装道路のタイルを見ながら黙々と歩く。「鶴見橋」を渡り暫く歩くと、「下野谷町入口交差点」から脇道に入り、鮮魚卸しで有名な「生麦魚河岸通り」に入っていく。長い生麦魚河岸通りを抜け「生麦事件の碑」と「麒麟麦酒横浜工場」を左手に見ながら再び第一京浜を歩く。う〜ん、足の裏と関節が相当に痛い。この感触じゃ関節痛だけじゃなく特大の豆もできているようだ。履き慣れたトレッキングシューズと厚手のソックスにしたのにと無性に腹が立つ。
「入江橋交差点」を左折し再び裏通りに入り子安の漁師町を歩く。前回はもう少し漁師町の風情を楽しむ余裕があったような気がするが、今回は足早に、いや足を引きずりながら通り過ぎるだけで何とも歯痒い。後ろを振り返ると、まだまだ私より遅れている人が大勢いるようでチョッと安心する。
道は子安の漁師町から三度第一京浜へ出る。道路標識に「みなとみらい」方面の文字が表れ始め、ゴールもそう遠くはないことが感じられる。最後の休憩ポイントである「神奈川公園」で大量の水分を取り煙草を燻らせ足を休ませる。しかしタイムリミットまで後45分だ。先を急がなくては。道は133号線に入り、いよいよ「みなとみらい」地区が見えてきた。
「みなとみらい」地区に入ると、有名な「ランドマークタワー」と観覧車が遠くに見えてきて良い筈なのだが、周りに高層ビルが立ち並び、2年前とは様相が様変わりしている。タイムリミット15分前になって、やっとJR桜木町駅前の「日本丸」の停泊する「メモリアルパーク」が見えてきた。しかし、悪いことは重なるもので、ここで騙し騙し使い続けていた足の裏に異変が。そう、最後の最後に来て足の豆が大ブレークしてしまったのだ。おまけに小指の爪も剥がれたようだ。水疱が破れて、靴の表面にはリンパ液が染み出している。ゴール前数十bのところにきてこんなことになろうとは...。ゴールすると暫くその場にへたり込み痛みが落ち着くのを待つ。当然のことながら、帰りは今まで以上に足を引きずりながら車中の人となったのは言うまでもない。
本当に辛い33`だった。原因は体力?、精神力?、技術?、靴?。いやいや、これはやっぱり山登りとは全然異なる筋肉を酷使した結果だと思われる。自宅で靴下を脱いで確認したところ、左右の足の裏には巨大な水脹れが、そして左の小指の巨大な水脹れは潰れており、それが原因で小指の爪もグラグラしている。しかし、辛くはあったが完歩した喜びは何にも替えがたいものだ。敢えて20`でギブアップしなくて良かったと、足を擦りながら胸を撫で下ろしている私である(笑)。