ニッコウキスゲの大群落!
キスゲ満開【猫魔ヶ岳〜雄国沼】
年月日 2006/07/08(土)
天候 曇り時々晴れ
場所 福島県磐梯町
ルート 猫魔八方台→(60分)→猫魔ヶ岳→(20分)→猫石→(40分)→雄国沼休憩舎→(30分)→雄国沼→(30分)→雄国沼休憩舎→(60分)→雄子沢登山口
                                  
歩行距離(12.00`)、所要時間4時間00分(休憩時間含まず)
その他 その昔、化け猫が住みついて人を食ったという伝説が山名の由来と言われている標高1404bの猫魔ヶ岳。山頂付近の急登に難儀し、その後はぬかるんだ山道に足を取られながらの縦走となりました。雄国沼は、標高1089bの猫魔岳の火口跡にできた湿原で、満開のニッコウキスゲの群落は実にみごとでした。しかし、熱射病でしょうか、余りの蒸し暑さに意識が朦朧としてきて、その後は雄子沢登山口までの苔むした下山道を、写真を撮るのも止めてひたすら下ることに専念しました。

詳細地図はこちらから


戻る

スライドショウの開始
img0000.jpg
貸し切りバスの中。添乗員さんと山岳ガイドさんのご挨拶です。
img0001.jpg
上河内のドライブインでトイレタイム。
img0002.jpg
車窓からの会津磐梯山です。
img0003.jpg
磐梯山ドライブインでもトイレタイム。
img0004.jpg
福島まで来てしまったのですね。
img0005.jpg
ここがスタート地点猫魔八方台です。東京から車で4時間です。
img0006.jpg
猫魔八方台の駐車場で準備体操中です。
img0007.jpg
さあ、スタートです。
img0008.jpg
最初はブナの林の中の歩き易い道でした。
img0009.jpg
ギンリョウソウです。珍しくここでは群生を成していました。
img0010.jpg
山道の途中からの会津磐梯山です。頂上の雲が一向に取れません。右に見えるのが猪苗代湖です。
img0011.jpg
さあ、ここから頂上直下の急勾配です。
img0012.jpg
ゴゼンタチバナが咲いていました。
img0013.jpg
さあ、頂上に着きました。約1時間の行程でした。
img0014.jpg
頂上を示す標識です。
img0015.jpg
頂上からの絵です。ますます雲が厚くなってきました。
img0016.jpg
ここには一等三角点があります。
img0017.jpg
西側に目を移すと、これから行く雄国沼が俯瞰できます。
img0018.jpg
ここにもゴゼンタチバナが。ゴゼンとは白山の主峰御前峰(ごぜんがみね)のことを差します。
img0019.jpg
猫魔ヶ岳から20分下ったところにある猫岩です。猫にみえるというのですが。
img0020.jpg
さあ、猫岩から下ります。天気が良くなってきました。もの凄い蒸し暑さです。
img0021.jpg
このような沢を幾つも渡ります。
img0022.jpg
途中で小休止中です。
img0023.jpg
雄国沼に入ると急に植物が増えてきます。これはヒオウギアヤメ。
img0024.jpg
ドウダンツツジの花です。
img0025.jpg
雄国沼に入りました。
img0026.jpg
アヤメの群生も見かけました。
img0027.jpg
センダイハギのようです。
img0028.jpg
ノアザミも咲き始めていました。
img0029.jpg
雄国沼休憩舎で一息入れて。
img0030.jpg
湿原巡りに出かけます。
img0031.jpg
遊歩道の入口です。
img0032.jpg
満開のニッコウキスゲです。
img0033.jpg
暫くニッコウキスゲの群生をご覧下さい。
img0034.jpg
img0035.jpg
img0036.jpg
白いワタスゲの花も咲いていました。と言っても、これは咲いた後の種子を包む綿毛なのですが。
img0037.jpg
ワタスゲも小さいながら群生を成していました。
img0038.jpg
img0039.jpg
img0040.jpg
トキソウの花です。トキ色とは、トキが飛ぶときに見せる「風切羽」の色をいいます。
img0041.jpg
img0042.jpg
まるで黄色い絨毯のようです。
img0043.jpg
img0044.jpg
ニッコウキスゲに別れを告げて帰路につきます。
img0045.jpg
右端に猫魔ヶ岳と猫石が見えます。
img0046.jpg
いきなりゴールの雄子沢登山口です。雄国沼からここまで体調不良で写真は撮っていません。
img0047.jpg
帰路立ち寄ったコンビニから雲の取れた会津磐梯山が望まれました。

 山歩きを始めて5年近くになろうとするが、最近嗜好が変化してきたように思う。以前は平地、低山でのウォーキング、ハイキングで満足していたものが、今は標高差のある山登りに興味が移りつつあるのが分る。参加費無料のウォーキング、ハイキングイベントであっても目的地までの交通費はそれなりに掛かる。同じ掛かるならより遠くより高い山を目指してみたい。そんな気持ちの中、山岳旅行なるツアーを探し出した。貸し切りバスで遠路出かける本ツアーはそれなりの費用は掛かるが、無料イベントの交通費相当と考えれば良いし、また通常の交通機関では日帰り出来そうも無い山々も、登山経験豊富な登山ガイドが先導し適切なアドバイスを受けながら登れるので安心感と割安感は強い。近場のウォーキング、ハイキングイベントほど頻繁に出かけるわけにはいかないが、それでも月一のペースでなら参加できそうである。そして初参加の今日はA社主催の「ニッコウキスゲの大群落!キスゲ満開 猫魔ヶ岳〜雄国沼」と題した福島県磐梯町の猫魔ヶ岳(1404b)を登ってみることにした。

 早朝7時にほぼ満席の参加者を乗せてバスは新宿を出発する。参加者は24名。中型のバスであるが、座席間のスペースが広く窮屈感は無い。途中2回ほどドライブインでトイレ休憩を取り、目的地の猫魔八方台登山口に11時頃に到着する。天気は雲は多いものの雲の切れ間から射す日差しは強くかなり蒸し暑い。

 八方台登山口の駐車場で準備体操をし、登山ガイドの後に従って登山を開始する。昨夜のお酒が若干残っているが体調は頗る快調である。明るいブナの林の中を淡々と進む。暫くすると急に周りが開け、頂上に雲がかかってはいるが会津磐梯山や猪苗代湖が見渡せる。さらに進むと頂上へ向かう急登が始まる。ここは辛抱のしどころ、必死の思いでガイドの後に付いていく。程なく急登は終わり、一等三角点のある山頂へ飛び出す。

 山頂は左程広くないが、360度のパノラマが広がっている。福島の山は初めてなので詳しくは分らないが、それでも会津磐梯山と猪苗代湖程度は分る。相変わらず雲が多く、湿度が高いため遠景は霞んでいて残念だ。一応ここでガイドの指示により昼食タイムとなるが、余りの暑さに私は食欲が沸かず、煙草を1〜2本燻らしただけで済ませる。

 昼食タイムが終わり、ガイドの合図により腰を挙げ、猫石(1335b)を経由し雄国沼(1089b)を目指す。化け猫伝説のある猫魔ヶ岳から一旦下り、登り返すと猫石に着く。猫の形をしている岩らしいのだが、どうみても私にはそうは見えない。猫石からは雄国沼への急な下り坂になる。水の流れる沢を幾つも渡り、ぬかるんだ山道に登山靴をドロドロにしながら歩く。かなりの蒸し暑さに体調にも変化が出始めた。それでも猫魔ヶ岳から40分程度下れば雄国沼へ到着する。

 雄国沼は猫魔ヶ岳の火口跡にできた湿原で、7月は満開のニッコウキスゲで有名だ。雄国沼休憩舎で小休止をした後、湿原巡りに腰を上げる。湿原には一方通行の木道が敷設されていて、一周30分程度で周ることができる。当初は花の着きが心配されたが、どうしてどうして満開のキスゲの群生のお出迎えである。キスゲは左程珍しい植物でも無いのだが、こうやって群生になると実に見事だ。キスゲのほかにもワタスゲやトキソウなども見られ、暫し湿原の植物と逢瀬を楽しんで再び雄国沼休憩舎に戻る。

 雄国沼休憩舎で暫し休憩すると、ゴールの雄子沢登山口を目指して長い下りのトレイル歩きとなる。鬱蒼とした薄暗い山道は至る所で苔生し木の根が露出した歩き辛い急な坂道で、それなりに緊張する。反面、体調不良により意識が朦朧とし始め、歩いているのに瞼が落ちてくる。些か危険を感じつつも、グループに迷惑をかけないよう必死で付いていく。彼此60分の最後の歩きも雄子沢バス停に這う這うの体で飛び出し、事無きを得て一応胸を撫で下ろした。時刻は午後5時を回っていた。

 雄子沢バス停には貸切バスが先回りし待機している。通常のツアーはここで温泉に入り汗を流す手筈になっているのだが、東京まで4時間もかかることもあって、今回は中止となった。泥だらけ汗まみれの服装でバスに乗り込むと、そのまま東京への帰路に付いたのだった。途中立ち寄ったコンビニで購入した水が何よりも美味しかったのは言うまでもない。

 今回の山行きはいろいろ反省すべき点が多かった。初めて参加した山岳旅行。一応現在の私のレベルに合わせたコースを選んではみたが、それでも一般のハイキングイベントとは異なるロングコースでペース配分に失敗したようだ。おまけに蒸し暑さからくる体調不良で終盤は辛い山歩きとなった。併せて500ml.のペットボトル1本で済ませようとしたため、充分な水分補給が出来ず体調不良に拍車をかけたようである。次回以降の山岳旅行への反省点として捉えておきたい。

戻る