富士山 標高1979b小富士パノラマコース
年月日 2006/05/06(土)
天候 薄曇り
場所 静岡県駿東郡小山町
ルート 須走旧馬返し→(30分)→小浸食地層→(15分)→分岐→(20分)→あざみ平→(80分)→小富士→(15分)→須走口新五合目                                  歩行距離(8.0`)、所要時間3時間50分(休憩時間含まず)
その他 砂礫(火山石)のコースがスタート直後から小富士山まで延々と続きます。標高差600bの歩き辛い砂礫の山道は踏ん張りが効かず相当に体力を消耗します。ゆっくりと休みながら歩いてください。晴れていれば山中湖、三国山系、御坂山系の山々がくっきりと見渡せる筈です。

詳細地図はこちらから(国土地理院提供)


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スライドショウの開始
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前回と同じく小田原駅前です。まだ閑散としています。
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前回と同じく朝マックです(^^;;。
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小田原から新松田に向かいます。
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バス案内所にツバメが。もう初夏ですね。
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受付を済ませ1号車に乗り込みます。
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配布されたコース図です。
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道の駅「ふじおやま」です。ご覧のようにぶ厚い雲が。
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「須走旧馬返し」に到着です。身支度を整えて。
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ここは自衛隊東富士演習場の北端です。
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ぶ厚い雲の上に出たのでしょう。くっきりと富士山が。
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さあ、スタートです。まだまだ序の口です。
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砂礫に足を取られてスピードが出ません。
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写真を撮っている時は私も休んでいる時です(^^;;。
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春の定番「タチツボスミレ」です。
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こんな砂地に「フキノトウ」が。これより先、只の1本も山野草には出会いませんでした。
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登り坂が途切れません。これはまだまだ序の口でした。
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いわゆる「小グランドキャニオン」と呼ばれる渓谷風の山道です。
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倒木も多くて歩き辛いです。
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大雨が降るとここも水が流れるのでしょうね。
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これが砂礫(火山石)です。軽石で足元を安定させてくれません。
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分岐点下で小休止します。
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「あざみ平」に向かう急勾配です。曇ってきて富士山の輪郭もはっきりしませんね。
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今回のイベントも500人の募集です。後から後から登ってきます。
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富士山も首の部分を見せ始めました。
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火山灰地をトラバースするのは大変なんですよ。
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やっと尾根に出ました。
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「あざみ平」でお仲間に撮っていただきました。
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「あざみ平」からの富士山です。
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アップで狙ってみました。
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深い沢を越えて...
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小富士へ登り返します。
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ここからの登りは生半可ではありません。
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この女性にお話し相手になっていただきました。かなりの健脚です。
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遠くに山中湖が霞んでいます。左側の山は石割山と杓子山と思われます。
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もうすぐ三角点です。近くに見えても、まだまだあるんですよ。
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天気が良くなってきました。直に三角点です。
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三角点からの富士山です。
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山中湖に向けてる私の足です。
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お話し相手になっていただいた女性です。どうもありがとうございました。
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さあ、腰を上げて小富士の頂上を目指しましょう。
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頂上手前には小さいですが、シラビソ、コメツガ、ダケカンバの森がありました。
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さあ、小富士(1979b)に登頂です。
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小富士からの(大)富士山です。
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幼稚園児がここに登った足跡がありました。大人の私がこんなに苦労したのィ(^^;;。
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須走口新五合目に向かう小富士遊歩道です。
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気持ちの良い緑陰の遊歩道です。
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小さな沢がまだ凍っていました。
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遊歩道にはまだ残雪が。
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足元に注意しながら須走口新五合目へ。
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須走口新五合目に飛び出しました。
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ゴールの受付を済ませます。
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サービスの甘酒ときのこ茶を頂きました。
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須走口新五合目の茶屋「東富士山荘」です。
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さあ、並んでバスを待ちます。
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さあ、これで帰ります。今日最後の富士山です。
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いきなり場所は小田急ロマンスカーの中です。今回は車中の2本だけ。

 連休中温存していた体力を発散するため万年床を抜け出します。西の方から天候が崩れ始めていてチョッと心配ですが出かけてみることにします。今日は小田急電鉄のイベント「富士山 標高1979b小富士パノラマコース」です。

 小田急電鉄新松田駅に集合し受付を済ませるとバスに分乗して富士のお山を目指します。途中、道の駅「ふじおやま」でトイレタイムとなりますが、下車してみると周辺の山並みはすっかりぶ厚い鉛色の雲に覆われているではありませんか。雨具の心配までしなきゃならないとは、チョッと憂鬱になります。

 再びスタートしたバスは「あざみライン」を富士山に向けてひた走ります。スタート地点が近づくに連れ、何んと車窓からクッキリと富士山が眺められるようになってきたではありませんか。きっとあのぶ厚い雲の上に出たのに違いありません。乗客から歓声が上がったのは言うまでもありません。

 バスは自衛隊の東富士演習場の北端「須走旧馬返し」で停車し乗客を降ろします。さあ、標高1350bのここから長距離の山登りのスタートです。気温は思ったほど低くなく、Tシャツの上に薄手のシャツとベストを羽織って丁度良い気温です。

 コースは最初から砂礫(火山石)の歩き辛い山道になります。踏み出すごとにググッと靴が砂礫に沈み込み踏ん張りが効きません。足には通常の山道の何倍もの負担が掛かっているに違いありません。途中で幾度と無く息継ぎタイムを入れて終わりの見えない山道を登り続けます。須走口小富士直下の断崖、通称「和製グランドキャニオン」を経由し、「分岐点」下で休憩を取り水分と煙草の補給をします。

 この「和製グランドキャニオン」について説明を加えておくと、このコースの1500b付近になりますが、富士山の雪解け水によって浸食された絶壁がそびえ、その荒々しい風景からアメリカのグランドキャニオンにたとえられています。削り取られた崖には、富士山が何度もの噴火の繰り返しによってできた「成層火山」であることを示す地層がはっきりと確認できます。今回は巡り会うことはできませんでしたが、時折断崖の上で休息するニホンカモシカを見ることもあるといいます。

 さて、高度を上げるに連れ、樹木に遮られて見えなかった富士山もくっきりとその凛々しい姿を目の前に現し始めました。ところが、こちらはそれどころではありません。脇目も振らず激しい息遣いで喘ぎ喘ぎ登り続けています。「分岐点」から急勾配を登ること20分で「あざみ平」(1650b)と呼ばれる平坦な場所に飛び出します。ここからは富士山を始め、東側には山中湖や三国山系、北側には御坂山系の山並みを眺めることができます。しかし、今回は雲も多く、遠くはガスっていてくっきりというわけにはいきません。

 「あざみ平」でも小休止を取った後、崩れ易い火山灰の深い沢を下り降り小富士への山道に登り返します。ところが、これが今まで以上に厳しい胸突き八丁の長い急勾配で、砂礫に足を取られながら必死の思いで斜面に踏ん張って登り続けます。だらだらと登っていると休憩ばかりが増えて一向に頂上が近付きません。それからは目標を決めて、例えばあの大きな石まで登ったら一休み、あの目印のテープのところまで登ったら一休み、という風にして「あざみ平」から1時間半掛けてやっとのことで「三角点」(1905b)まで登り切ったのでした。

 「三角点」ではチョッと長めの休憩を取り水分と煙草を補給します。しかし、ここはまだ頂上ではありません。いささかやけっぱちな気分で腰を挙げ、最後の登りにチャレンジします。最後の登りは10分程度と大したことはありません。標高差600bと砂礫の悪路を登り切り、汗まみれ泥まみれになりながらスタートから3時間掛けてやっとのことで「小富士」の頂上に立つことができたのでした。小富士は寄生火山の一つですがどこが火口なのかよく判っていないそうで、砂礫地であることや強風のため植物がなかなか根付くことができず、周辺には先駆植物のカラマツが多く見られるのみです。頂上に立っても、ここはまだ1979b。あの富士山(3776b)は我々を嘲笑うかのように目の前に威風堂々の佇まいで我々を見下ろしていました。

 標高差600bを登り終わり、小富士遊歩道の土の感触にホッとします。後は「須走口新五合目」に向けて富士山の東斜面をトラバースするだけです。「須走口新五合目」の北側は森が発達し、今までの砂礫の禿山が嘘のように爽やかな緑の風が吹き渡っています。シラビソ、コメツガが中心の森ですが、ダケカンバやナナカマドなどの陽樹も混ざった比較的明るくて気持ちの良い森です。2000b近いこの辺りはまだまだ残雪が残っており、足元はかなりの悪路になっています。

 砂礫地で見られた春の山野草はスタート地点のタチツボスミレとフキノトウのみですが、これは麓の草花の種を登山者が靴の裏に付けて運んだものが開花したものと思われます。小富士遊歩道に入ると、初夏から夏にかけて、ミヤマエンレイソウ、クルマバツクバネソウ、ツマトリソウ、クルマユリなどの草花も見られるそうですが、押し並べて富士山の植生が勢い付くのはこれから短い夏にかけてのようです。

 ゴールした後、「須走口新五合目」にある東富士山荘のベンチで一休みすると、主催者から甘酒のサービスを受け、帰りのバスに飛び乗って新松田駅を目指します。新松田駅からは一旦小田原駅に戻り小田急ロマンスカーを予約しますが、連休最後の土曜日とあっていずれも満席です。しかし、あと8分後に出発する特急さがみ84号が運よく空いていたので、これを予約すると缶チューハイと摘みを購入しあたふたとこれに飛び乗ります。今回は疲れ過ぎていたので小田原での一人反省会は中止し、車中のみの反省会としたのでした。

 今回はお名前もお住まいも存じ上げませんが、健脚の一人歩きの女性と話を交わす機会があり、楽しく山の話をすることができました。ペースが合わず足手まといになってしまい誠に申し訳ございませんでした。この場を借りてお詫び申し上げますm(_ _;)m 。

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